郵便局の地方創生

地域に根ざす郵便局が行なっている様々なサービスや取り組みをご紹介します。

スポーツを通じて地域の皆さんと交流

沖縄地方会
沖縄県 先島地区会
与那国郵便局 川島靖史局長


私が住む与那国島はスポーツがとても盛んな地域です。私も地元のフットサルチーム、ソフトバレーボールチームに参加しており、練習や試合が終わった後は、チームの皆さんとの交流会が開催され、仕事では得られない島の情報をたくさん聞くことができます。私もせっかくの機会なので、郵便局のPRをしっかりさせていただいています。そのお陰で、与那国島を紹介するフレーム切手を発売することができ、観光客の皆さまに島のお土産品として購入していただいています。また、旧盆の時期に青年会の方々が郵便局でエイサーを披露してくださり、ここでも郵便局のPRにつながりました。さらに当局の社員も青年会に参加して、エイサーを習い、伝統芸能の継承に一役買っています。

私はこれ以外にも、「みんなで潜ろう」というフリーダイビングチームにも参加していて、メンバーである単身赴任中の自衛隊員から、基地内で切手を買ったり、ゆうパックが出せず不便だと相談を受けたので、販売所兼ゆうパック取次所を設置しました。お昼休みに利用できると大変喜ばれました。

さらに、与那国島一周駅伝大会にも参加し、この大会を通して知り合った方々と意見交換をしていく中で、与那国島フレーム切手など3種類の切手を、ふるさと納税の返礼品として採用していただくことができました。


ふるさと納税の返礼品に採用

もう一つ、与那国島では日本最西端の島・一周マラソン大会が開催されます。この大会の申込用紙を郵便局でも配布するなど、大会前からお手伝いをしています。島外から参加者も多くいので、大会後の交流会では様々な地方の方と情報交換ができます。この大会を通して知り合うことができた地元の企業10社には、年賀はがき教育スポンサーコラボにご協賛いただき、与那国島の小・中学生全員に年賀はがきを寄贈することができました。

これからも地域の皆さんとともに様々なことに参加し、そこから見えてくる問題や疑問を一つずつ、地域の方々と一緒に考え、行動していきたいと思います。


スポーツを通じ、地域の皆さまの橋渡し役を目指します(川島局長は左から2番目)