地域貢献の取組
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地域貢献・地方創生の取組 地方会名 四 国 地域貢献・地方創生専門委員会 地区・部会名 愛媛県中予地区 地域貢献 地方創生 地 域 貢 献 ・ 地 方 創 生 取 組 名 大規模災害時等における松山市との応援協力体制の構築 取 組 内 容 【 経緯 】 ・全特福岡総会(平成15年5月)において次のとおり宣言された。 『地域活動の再構築』として『日本防災士機構』に全特として参画し、具体的・計画的に行動を起こしていくこととする。今年度を「元年」と位置付ける。 ・同年度、6地方会(東京、信越、東海、近畿、中国、四国)会員約1,600名が11会場で防災士資格取得研修を受講し、ほぼ全員が取得した。現在では1万名を超える会員が防災士資格を取得し地域に貢献している。 ・愛媛中予会でも、地域防災に貢献すべく全会員が防災士資格を取得している。 【 取組の概要 】 ・愛媛中予会では平成21年から一部会一施策を掲げて地域防災活動に取り組んでいるところであるが、全特として『日本防災士機構』に参画してから10年目となった平成25年4月に松山市と愛媛県中予地区郵便局長会との間で「大規模災害等における応援協力体制に関する協定」を締結した。(協定は松山市内の62郵便局を対象とする。当時、地公体と民間との協定は全国初であった) 【 協定の内容 】 ・東南海、南海地震等の大規模災害に備えるため、平常時から協力体制を構築するものである。 <人材交流> 松山市の自主防災組織に配置されている防災士と愛媛県中予地区郵便局長会で資格取得した防災士相互の連携と協力体制の構築 <訓練・研修会の合同開催> 防災訓練や研修会を合同開催することで、総合的な地域防災力の更なる向上を図る。 <郵便局組織との連携> 行政と地域が情報を共有することで、災害時要援護者情報把握の強化、被災者支援により迅速な復旧・復興につなげる 【 活動内容 】 ・防災士研修会、防災講演会、防災訓練、防災シンポジウムへの参加 ・松山市主催の愛媛大学公開講座(防災士養成講座)に伴う資格取得者の推薦 (平成26年度より) ※受験費用は松山市の予算にて対応 ・松山市から「防災協力事業所認定兼防災協力事業所表示証」の交付(平成27年度) <効果> ●社会的評価、企業イメージ向上 ●自主防災組織との連携体制の動機づけ ●従業員が防災への関心を高めるための方策 ●企業BCP策定への誘引および既存計画の強化 ●一人でも多くの防災士を養成し、地域ぐるみで災害に強いまちづくりを実現 別

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