全特 2016年7月夏号
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が郵便局は「晴れの国おかやま」にあります。そのキャッチフレーズの示すとおり、晴710︱0043岡山県倉くら敷しき羽は島しま局長平ひら松まつ 惠え美み子こいことは「物の準備」です。講話の際は、非常持ち出し袋を持ち込んで、チェックをします。市販の非常持ち出し袋を買ったことで満足している方もたくさんおられるので、実際に背負ってみて、重さや大きさを確かめます。懐中電灯や連絡先リスト等の必須アイテムはもちろん、一人ひとり自分に合った中身になるように準備します。 「心の準備」は、絶えず意識喚起することで培います。ここ三年ほどFM岡山で防災・減災に対するお話をさせていただいていますが、話す内容は大きく変わりません。くり返し、話を聞いていただき意識を持っていただくことが「心の準備」に繋がります。物の準備だけできていても、旅先や通勤時に被災することもあります。いつでも「心の準備」と「物の準備」をしておくことが、防災・減災へ繋がっていくと思います。れの日が多く、災害も少ないところです。しかしながら、今回の熊本地震を例にあげるまでもなく、災害の少ない地域と言われるところでも、必ずやってくるのが「自然災害」です。残念ながら、恵まれた環境のおかげで、防災や減災に対する意識が低いのは否めません。 私は、日本防災士会岡山県支部に所属して、定期のミーティングや勉強会を行ったり、倉敷市の防災訓練に参加したりしています。局長会の主催で、聴覚障がい者を対象にした防災訓練もさせていただきました。普段から、健常者と見分けがつきにくく、非常時には災害弱者となるからです。 講話の機会があると、「心の準備」「物の準備」「災害は必ずやってくる」と話しています。まず実行してほしわくり返し「心の準備・物の準備」頑張ってます! 防災士“防災”の大切さをPR防災士会で防災訓練・炊き出しを実施一見ではわからない聴覚障がい者を災害弱者とさせないために。バンダナの活用法も実施。聴覚障がい者・手話サークル・健常者と合同で防災訓練。手話通訳付きで講話。17

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