全特 2016年7月夏号
6/24

山あいを開墾して作られた棚田。おそらく前島密の見た風景にも通じるものがあるはず。四季折々にさまざまな表情を見せるが、雨降り後の晴れた早朝には素晴らしい雲海も見られる。上越市役所の岩野さん高田城は、徳川家康の六男、松平忠輝の居城として天下普請によって造られた平城。現在は三重櫓が復元され、往時を偲ばせる佇まいを見せている。平成26年「日本三大夜城」に認定された。城跡に造られた高田公園には約4000本の桜があり、毎年4月に開かれる「高田城百万人観桜会」では約3000個のぼんぼりに灯がともされ、県内外から多くの観光客が訪れる。上越市の海沿いの中心地・直江津から、北越急行ほくほく線で約20分。「千年杉」の愛称で親しまれている虫川の大杉。樹齢1,200年と推定され、高さ30m、枝張り最大25m、周囲は10.6mもある。郷土の偉人〝前島密翁″を顕彰する会の皆さん(左より、堀井会長、下酉さん、石黒さん、椿さん)06

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 6

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です