全特 2016年10月秋号
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成二十年、新人局長として防災士講習を受講し、防災士資格を取得したものの、資格取535―0032滋賀県草くさ津つ大おお路じ局長手て塚づか 富とみ弘ひろの際にも防災士としての立場でお話をさせていただいています。 草津市は台風や地震災害が少なく京都や大阪へのアクセスが良いため、暮らしやすい街第一位に選ばれ、年々人口が増加しています。しかし、県内面積の三分の一を占める琵琶湖は、地殻変動でできた湖と言われていますので、いつ大規模地震が発生してもおかしくないのです。 一人でも多くの大切な命を守るため、多くの市民の方々に防災の意識を持っていただき、減災に向けて今後も精一杯取り組んでいきたいと思っています。 最後に、この取組みを続けてきて感じることは、最近では「郵便局長さん」と呼ばれることが少なくなり、「手塚さん」と名前で呼ばれることが多くなりました。 やっと地域の一員になれたのかなと実感しています。得後一年間はカードケースの中に眠っているだけでした。 丁度そのころ、郵便局長として地域の方々に対し、何か町内活動でお手伝いできないかと思い悩んでいた時期でもあったため、私はその防災士カードを持って一人、草津市役所の危機管理課に出向き「防災士資格を持っているので、私を使いませんか」とお願いしたのが防災士活動を始動するきっかけとなりました。 草津市も市民の方々に、防災意識の一層の向上を目指し、草津市防災五カ年計画を実施するところでした。その計画の中で、私はHUG(避難所運営ゲーム)訓練を担当し、年間三回から五回程度、少しでも貢献できればとの思いで講演を行っています。 その他にも小学校や幼稚園の避難訓練での助言や地域企業の防災訓練平防災活動を通しての喜び防災・減災の普及に一役防災訓練での講演13

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