全特 2017年1月冬号
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内の数多くの社員が参加することにより、近隣局の社員との交流や親睦を深めるきっかけになっています。何より、社員一人ひとりが「能登の里山里海」を守っていくという意識(郵便局が地域を支えているという意識)が根付いてきました。[郵便局における広報活動] 第二の取組みは、郵便局における広報活動(PR活動)です。初年度は、世界遺産認定を記念した「能登の里山里海風景写真展」を開催しました。これは、能登地区の全ての郵便局で、地域に密着し地域を知る郵便局長ならではの視点で撮影した写真を展示し、能登の素朴な風景や魅力を広く 「能登はやさしや土までも」と言われるほど皆にやさしい能登の人と風土。そんなおだやかな能登の藏人と自然が、二年間という時間と手間をかけ、大正八年創業以来昔ながらの製法で甘味豊かな能登の醤油の味を守っています。 手作業で職人一人ひとりが真心を込め、皆さまにお喜びいただける醤油造りに励んでおり、杉樽でじっくりと寝かされたもろみはまろやかな味を醸し出し、一度その味を知るとやみつきに。 全国各地の皆さまにも、真心を込めてスピーディに全てゆうパックにて出荷していただいております。925–0371石川県上かみ熊くま野の局長前まえ村むら 正まさ治はる能登の醤油(ヤマチ醤油)杉樽のずらりと並ぶもろみ藏。じっくり寝かせることで豊かな味わいが生まれる七尾市「七尾城跡の除草作業」清掃活動のあとはみんなでバーベキュー発信する催しです。また、認定記念日には毎年、「能登の里山里海」を紹介するパンフレット等を、ご来店のお客さまに配布する啓発活動を行っています。今年度は、認定五周年ということもあり、能登に点在する郵便局の所在地を盛り込んだ「能登観光マップ」を制作し、窓口ロビーで掲示するとともに皆さまに配布しました。これは、商業ベースの観光マップではなく、地域を知り尽くした郵便局長がおすすめする穴場スポットを紹介しています。このマップにより、能登地区にあまねく郵便局が存在し、郵便局が地域にとって必要な存在であることを、皆さまに理解・認識してもらえたと思います。また、我々自身が「地域の良さ」を再発見できました。能登への観光客の誘致とおもてなしに微力ながら寄与できたと思います。 最後に、今後も地域に根ざし、このような活動を継続していくことで、地域を元気にするとともに郵便局の存在価値を高めていきたいと考えています。杉樽醤油とだしつゆ、柚子ポン酢の三本詰めセット大正8年創業の伝統を守る店構え能登観光マップ11

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