全特 2017年2月特別号
13/20

を通じて舞い込みました。その年は準備万端とはいかず、実績も芳しいとは言えませんでした。翌年東日本大震災が発生しましたが、危ぶまれていたさんま祭りの開催が決定し、大崎部会としても復興支援の一環として、サンマのカタログ販売を宮古第一部会に表明し継続することができました。その後、宮古第一部会の鍬ヶ崎局長・武藤元氏を中心として、まさしく総力を結集して取り組んでいただいています。不漁の年もあれば、価格高騰の年もありましたが、地元に密着した郵便局長が尽力してくださり、焼きサンマに最適な十五センチのサンマを揃え、毎年同じように、お客さまのもとへ美味しいサンマをお届けしています。 サンマは傷みやすい魚の代表と言われます。そのサンマをいかに鮮度を保ったまま配送できるか、郵便局の高品質な配送力の見せどころでもあります。 今やサンマのけむりに導かれて、三万人を超える人出のビッグイベントとなり、同時開催される落語会やふるさと物産展も大変な賑わいです。おかげさまで、郵便局のカタログ販売も完売御礼を続けています。 都心の郵便局は、都心ならではの問題を抱えています。狭い土地を有効活用するため、当局も二階建て構造ですが、ATMが二階にあるため、ご年配のお客さまには必ず声かけをするなど、心配りを忘れないようにしています。自局周辺の問題に向き合いつつ、郵便局ネットワークを活用し、地域を超えた地方創生へと進んでいきたいと思います。毎年高品質なサンマをゆうパックでお届け年々盛り上がるさんま祭り“常連”のお客さまも。売切御免東日本大震災にも負けずに、同品質のサンマを提供焼きサンマにはこのサイズ13

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 13

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です