ZENTOKU 2017年8月夏号
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950︱0324新潟県 酒さか屋や局長伴ばん 寿ひさ樹き私は平成二十三年六月に郵便局長に就任し、平成二十六年から地域活動の一環として、地域の消防団に入団しています。 その活動の中で「救助する側が救助される者にならないよう自分を守る努力も欠かさないようにしてください」と、指導されています。 消防団からの要請で、翌年一月、三日間の研修を経て応急手当の基礎を学び、応急手当指導員の資格を得ることができました。またその年の九月に防災士の講習会を受講することができました。講習会では災害が起こるメカニズムをわかりやすく解説していただき、それに対する事前対策の必要や実際に起きてしまった場合は、自分の身は自分で守る「自助」、それから周りの人たちを助ける「共助」、この二つをしなければいけないのが防災士であると理解することができました。消防団で活動をしていて本当に良かった自助・共助の大切さを実感!!小学生と保護者を招いた消火訓練・救命活動訓練の様子と感じたのは、防災士の講習会で教えていただいた内容が消防団での活動を通して見聞きしていたことをより具体的にどう対処すればよいのか理解できたことです。 防災士の認定を受けた直後に行われた消防団での活動の中で、地元の小学生とその保護者を招いた消火訓練や救命活動訓練で自信を持って対応できたことは、防災士の講習会を受けたことによる知識があったことからだと思っています。 現在は地元の商工会青年部と協力し、新潟市江南区のご当地ヒーロー「江南宣隊ユメレンジャー」のスタッフとして、地元の子どもたちに夢と笑いを提供するとともに、江南地区の安全を守るため広報にも力を入れ日々頑張っています。 今後はこのコミュニティーを活用し自身が持っている防災士の知識を地域の防災力向上に繋げられるように努力していきたいと思っています。江南宣隊ユメレンジャー。時にはユメレンジャーの敵役や裏方にも変身。頑張ってます! 防災士14

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