ZENTOKU 2017年8月夏号
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910︱2154福井県一いち乗じょう谷だに局長久く保ぼ田た 幹みき大お 近年は、福井県防災士会が福井県教育庁から委嘱される形で、学校防災アドバイザーとして各学校に出向き、教職員や児童生徒に対し防災に関するアドバイス等を行っています。 年を追うごとに派遣される学校が増え、昨年度は会として二十校に出向きました。また私は郵便局がある地域に居住しているため、局長として引き受ける地域の役職と、居住地の住民として引き受ける自治会等の役職があり、複数の役職を努めています。しかし活動の場はいずれも郵便局区内であり、地元で防災士としての役割を生かす環境が整っています。 先日行われた地域の総合避難訓練でも、消防団員と防災士の両方の知識と経験を自然に生かした活動ができました。 今後も防災士のスキルと郵便局長という立場を生かしながら、防災・減災について地域に発信していきたいと思います。東日本大震災発生から六年が経ちました。マグニチュード9.0という超巨大地震とそれによる津波が襲った東北地方と関東地方の太平洋側は、今も復興が続き、被災前のような自然と一体となった豊かな生活を取り戻すには程遠い状況のようです。被災者の方々が一日も早く心から復興を実感できるようになることを願っています。 現在私は、福井県防災士会に所属し、総務担当理事として活動しています。平成十六年七月十八日の福井豪雨で当局区内が被災し、地域防災の必要性を実感したため防災士資格を取得し、平成二十年五月に福井県防災士会を設立したときから活動に参加しています。 最新の防災知識を身に付けるために研修会への参加や、自治体の防災関係者とコミュニケーションを図りながら、防災イベントの運営に参画、また、福井県防災士会のHPや会報で活動を紹介したりしています。私の防災士活動学校防災士アドバイザーとして、防災のアドバイスを。総合避難訓練に参加して。防災士と消防団員の2つの知識を生かす。頑張ってます! 防災士15

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