ZENTOKU 2017年8月夏号
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犬山名物、げんこつ飴。きなこがたっぷり入っているので、名前ほどは硬くない。小高い山の上にそびえる天守閣からの眺めはまさに絶景。周辺には城下町として栄えた犬山の古い町並みが見渡せます。木曽川では、五月から十月まで鵜飼が行われ、古式ゆかしい装束に身を包んだ鵜匠の見事な技を見ることができます。 犬山城下の東方にある城東郵便局。風景印には犬山城があしらわれています。学校卒業後、違う企業に就職し、転勤等も経験された中村知司局長。やはり暮らすなら、生まれ育った犬山市がいいと言う局長の言葉には、地域に対する思いと、深い絆がうかがえました。木曽川沿いの堤防には鮎をくわえた鵜のレリーフが施されている。木曽川に架かる犬山橋から犬山城を仰ぐ。織田信長の叔父・織田信康により築城され、中仙道と木曽街道に通じ、木曽川による交易、政治、経済の要衝として、以後戦国時代の攻防の要となった。江戸時代に成瀬正成が拝領し、現在の天守の形となったと伝わる。紆余曲折を経て、成瀬家の所有となり、平成16(2004)年まで全国唯一の個人所有の城としてもその名を知られていた。城東郵便局・中村知司局長愛知県限定「ひつまぶし」のフォルムカード城東郵便局には、春になると燕がいくつも巣を作る。局舎の沿道が小学校への通学路となっており、子どもたちが楽しみにしているそう。城東郵便局の風景印には犬山城が。05

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