ZENTOKU 2017年8月夏号
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リングを何度も受けるなど、少しでもお客さまに喜んでいただける内容になるように努力を重ねました。常日頃から町長さんをはじめ、役場の方々と良好な関係が構築できていたため、多くの課題を解決することができました。 郵便局の「みまもり訪問サービス」は、タブレットを利用することにより、子世代にメールで訪問結果を伝えることができ、以前の施策にはなかった子世代との繋がりが構築されます。 訪問社員は、町で実施していた「あんしん訪問事業」で訪問員を担当していた伊藤都志子さんが就任したこともあり、スムーズなスタートとなりました。利用者の方からは、「普段誰も来ないから話ができてうれしい、元気が出る」「訪問員の方といろいろな話ができるのが楽しみだ」「独り暮らしでさびしい思いをしているが、来ていただくとホッとする」と心待ちにされている様子が伝わってきます。 大子部会では、会議で訪問員との意識合わせや研修会を実施するほか、実際に同行してお客さま宅を訪問する等して、より良い「郵便局のみまもりサービス」になるように取り組んでいるところです。 今後も大子町役場と地元の郵便局が連携し、地域に必要なサービスを広げていきたいと思っています。⬆日本三大名瀑の一つ、袋田の滝。平安時代の僧・西行も訪れた感動を「四季折々に来てみなければ真の魅力は味わえない」と歌に詠んだ。⬇「袋田の滝」キャラクター・たき丸。袋田の滝と、清流久慈川を泳ぐ鮎、奥久慈りんごがあしらわれている。名産品には、奥久慈茶やこんにゃく、品評会で日本一になったお米も。⬆自然豊かな大子町。駅舎は、かつて林業が盛んだったことを表すログハウス風。2階には公民館が併設されている。➡2017年の朝ドラの舞台にもなり、フレーム切手も好調な売行き。上小川郵便局*「みまもり訪問サービス」は、高齢者のご自宅へ、郵便局社員が毎月1回訪問し、生活状況などを確認するサービス。結果は、タブレット端末を活用し、メールで自治体や子世代等へ連絡する。**「みまもりでんわサービス」は、毎日電話(自動音声)で体調確認するサービス。体調不良との回答や応答がないなど利用者の異変を察知できる。大子町のあんしんコール事業では、週1回のサービスにとどまっていた。07

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