ZENTOKU 2017年秋号
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⬆八王子上柚木郵便局安心・安全の拠点を、新たな施策に展開ケーススタディ  地方創生❷〜日本生命のテレビ電話窓口を設置〜192–0373東京都 八はち王おう子じ上かみ柚ゆ木ぎ局長木きの下した 薫かおる 東京都八王子市は、今年市制百周年を迎えました。今年度一年を通して市制記念事業が行われていますが、東京地方郵便局長会多摩南地区会でも二年前から、市に働きかけ「市制施行100周年記念式典」に合わせ、十月一日にフレーム切手を発行することとなりました。郵便局が地域の盛り上げに一役買うことができればと考えています。 八王子市は、東京都で唯一の中核都市に指定されています。広域にわたる市ですので、地域によって個性が異なり、大学なども多く、ベッドタウンとしての性格も有することから、一つの大きなイベントに、住民の気持ちがまとまるのは素晴らしいことだと思います。 その広い八王子市の南部、多摩ニュータウンと呼ばれる地区に八王子上柚木郵便局はあります。最寄りの駅周辺はアウトレットや首都大学東京があり、まさしくニュータウンの趣を呈していますが、少し離れた八王子上柚木局のある辺りは、昔からの戸建ての住宅も多く、都心の郵便局と比べお客さまとの交流もより密接だと感じます。 今年の七月から日本生命保険相互会社(以下、日本生命)さんのテレビ電話窓口が設置されることになり、当時は驚きを⬆郵便局の窓口の一角に設置された日本生命のテレビ電話窓口。パソコンの上部にカメラが設置されている。⬇生糸商人として財を成した豪商の家屋敷跡に建つ、絹の道資料館。江戸時代から生糸の取引で栄えてきたこの地域は、幕末の開国以来、神奈川・横浜へ通じる街道の出発点として大変な賑わいを見せていた。八王子市市制100周年記念事業のロゴ06

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