ZENTOKU 2018年冬号
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鯖を持った人気キャラ・クマ川さんのフォルムカード。熊川宿わんぱく駅伝大会のチャンピオンバッジ。日本遺産に認定された熊川宿を往復するコース設定。地元小中学生たちが襷を繋ぐ。お土産用のビニール袋にも登場。熊川宿のPR大使として大活躍。わが地方のおすすめ逸品 天保年間から続く福井梅(西田梅)の歴史は古く、紀州の梅栽培のノウハウも、西田から伝わったと言われています。 梅農家には郵便局関係者も多く、収穫時期の六月は皆てんてこ舞いになります。国内におけるシェアはわずかながら、その品質はどこにも負けない自信があります。 種が小さく肉厚な西田梅の特徴を、存分に味わえる梅干しはもちろんおススメですが、最近は梅酒もさまざまな銘柄が販売されております。一度飲みくらべをされては如何でしょうか。919-1463福井県西にし田だ郵便局長今いま井い 吉よし信のぶ福井梅(西田梅)せない運用が、今後の重要なポイントだと考えています。 現在、熊川地区で公認されてはいますが、町が承認したものではありません。役場の担当者の方々とのパイプをより密にし、長期展望と検証を踏まえた活動が肝要です。 熊川宿には、年間約四十万人の方々が訪れていますが、翻って同じ重要伝統的建造物群保存地区でも、岐阜県の白川郷などは約一六〇万人もの来客があるので、まだまだ伸びしろがあると思われます。クマ川さんを活用した知名度向上、イメージアップで、観光客を現在の一・五~二倍まで引き上げ、グッズの売上げと併せ、地域経済が観光を基盤とした新たな形にシフトできるようにすることが、最終的な目標です。 今回の企画は、私自身がイラストのスキルを持ち合わせていたことと、地域が観光地であるという特殊な条件がかみ合ったからできたことです。 地域密着の郵便局長だからこその、時間をかけた地域との交流により、私自身の個性や特性を含めて理解していただけ、地公体とも容易に連携することができました。 つまり、郵便局としての伝統、郵便局長としての立ち位置を礎とした活動が、結果的にさまざまな歯車と噛み合い、地域活性化に貢献するに至ったと考えます。この点はぶれない真理としてお伝えしておきたいと思います。左上:梅ワイン(梅の里会館)右上:梅酒 BENICHU(エコファームみかた)左下:梅酒 若狭美水(エコファームみかた)右下:梅酒 BAIJO(エコファームみかた)15

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