ZENTOKU 2018年夏号
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地域貢献・地方創生活動拝見地域のために出来ること!地域活性化に繋がる活動に参加させていただいて十三年目を迎えました。 私が勤務している江東南砂郵便局は、豊洲市場がある東京都江東区にあり、東京メトロ東西線南砂町駅の南側に位置しています。近年は高層マンションの建設や再開発事業が進んでいますが、町会や商店会活動が活発な下町風情の残る地域でもあります。 郵便局は「仙気稲荷通り会」の商店街に属しており、私は現在副会長を務めています。地域祭りイベントでは企画段階から参画するなど、地域の一員として、積極的に活動しています。 ここでは、小規模ではありますが、地域に精通した二つのイベントを紹介させていただきたいと思います。 商店街では毎年春と秋の二回、町会と近隣の商店街が協力し歩行者天国によるイベ136–0076東京都江こう東とう南みなみ砂すな郵便局長佐さ藤とう 勉つとむントを開催しています。開催日前日は、商店街全体に約二時間かけて梯子を使い、万国旗を張ります。また、模擬店で使用するレンタル機材を用意するなど地域の方々と協力して準備を行っています。 イベント当日、春には幼稚園の園児、秋には小学校の児童たちのパレードでスタートし、華やかに盛り上がります。模擬店では、安価でポップコーン・わたあめ・焼きそば等を販売し、調理担当で汗をかいています。おかげさまで皆様に好評をいただいており、楽しんでいただけているようです。 もう一つのイベントは、商店街の名前にもあるとおり、「仙気稲荷神社例祭」です。 仙気稲荷神社は万治二(一六五九)年に当地開墾の際に鎮守として創建され、昭和四十二年千葉県習志野市に遷ったものの地域住民保存会により再建されました。それ以来地域に維持されている歴史ある神社で東京都歩行者天国当日は商店街も大賑わい。小学生のパレードを先導。10

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