ZENTOKU 2018年夏号
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特集明治時代は、郵便をはじめ、通信・水道・電気など、現在に繋がるライフラインが整備された時代。秋田市民の水がめとして利用されてきた藤倉水源地。東北地方で最初の近代的水道施設(ダムおよび沈殿池)跡である。藤倉水源地の完成は、伝染病の減少、火災による家屋の焼失戸数の激減などの効果をもたらし、市勢発展を支えた。現在は、明治時代の水道施設を知る遺構として、また沈殿池跡は藤倉記念公園として整備され、桜の名所となっている。秋田市・男鹿市・八郎潟町秋田県秋田市男鹿市八郎潟町近代化遺産探訪❺02

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