ZENTOKU 2018年夏号
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高齢化の進む地域だからこそ、地域を盛り上げて皆さまの笑顔を大切にしたい。五味温泉(北海道 下川町)わが地方のおすすめ名湯098-1331北海道一いち の はしノ橋郵便局長山やま田だ 耕こう一いち郎ろうると当日の話題に花が咲き、また、郵便局で扱う商品・サービスのお話もすることができました。 その大会も昨年で五回目を数え、大会が終了するやいなや「局長、来年も頼むね」、また、準備を始める四月頃になると「局長、今年は大丈夫?」などと声を掛けていただいております。すっかり恒例行事となった大会を今後も継続していきたいと心に決めています。 日高郵便局のある北海道日高町は、平成十八年に旧門別町と飛び地合併しました。昔は林業で栄えた当地区ですが、現在はそ森に抱かれた温泉。 ご紹介する五味温泉は明治三十八年に、地元の住民「五味 勘三郎」氏によって発見されました。泉質は国内では珍しい良質な「含二酸化炭酸水素塩泉」で、神経症・皮膚病に有効で「美人の湯」として親しまれています。 下川町は道北の名寄市から車で東に約30分という位置にあり、町の約88%を森林が占め自然豊かで林業等が盛んな町です。森林浴を堪能できる露天風呂。また炭酸ガスの効能で、心臓の拍動を増やさず血液の循環が良くなるので、ヨーロッパでは「心臓の湯」と称され、貴重な温泉と言われています。露天風呂・サウナもあり多くの入浴客が訪れています。 周辺は遊歩道も整備されゆっくり散策ができる「体験の森」があります。ぜひお越しください。の林業も衰退し、これといって目立った産業が少ないのが現状です。 人口も最盛期の約五分の一にまで減少し、ご多分に漏れず六十五歳以上の高齢化率も約四〇%という過疎化・高齢化がここ数年でより一層進んでいる地区です。また、一昨年北海道を襲った豪雨災害により、国道(日勝峠)が一年以上にわたって寸断され、当地区の生活にも大きな打撃を与えました。 営業推進という点では非常に環境が厳しい当地区ではありますが、地域の方々から愛される郵便局を社員一丸となって目指していきます。09

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