ZENTOKU 2019年冬号
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地域貢献・地方創生活動拝見身近な地域貢献~地域のためにできること~少子高齢化の波が私のところにも押し寄せ、身近に迫ってきています。私自身も高齢の父を抱え、身近な問題と捉えていました。そんな折、父の通っているデイサービスのケアマネージャーの方との会話で、高齢者施設では「汚物処理用の古タオルの不足」、「入居者に楽しんでもらえるイベントの開催」等で困っていることを知り、郵便局にできる地域への貢献策として高齢者施設へのタオルの贈呈と、音楽を通じた慰問を思いつきました。 そこで、部会の会議で提案したところ、各局長から賛同の声が上がり、実施することになりました。 始めに当局近くのデイケアセンターを訪問して相談したところ、ご快諾いただき、タオルの贈呈と歌の慰問を行うことになりました。部会十一局の全社員に古タオルの提供を呼び掛けたところ、多数の社員の賛同が得ら921–8013石川県金かな沢ざわ新しん神かん田だ郵便局長工く保ぼ 等ひとしれ、五〇〇本近いタオルが集まりました。歌の催しについては入居者に楽しんでいただくために、事前に好きな曲を選んでもらい、大きな文字の歌詞カードを作成し、ギター、タブレットと小さなアンプを用意し本番当日を迎えました。 平成二十九年六月二十一日、有料老人ホーム「ほがらか」を部会の局長数名で訪問し、社員から募ったタオルを贈呈し、歌を披露しました。入居者と局長が交互に、あるいは全員でギターの伴奏やカラオケで歌い、大いに盛り上がり楽しいひと時を過ごしました。お一人お一人の生き生きした笑顔、大きな声で昔懐かしい歌を口ずさむ姿を目の当たりにし、入居者に元気になってもらえると同時に、私たち自身もとても嬉しい気持ちになり、元気をいただくことができました。この慰問は翌日の地方紙「北國新聞」にも掲載されました。これが地域に貢献できる有効な石川県特別養護老人ホ-ム「やすらぎホ-ム」を訪問。この日は司会を担当。左から、野畠局長、橘局長、道下局長、工保局長、長沢局長。10

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