ZENTOKU 2019年春号
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地域貢献・地方創生活動拝見郵便局が大都市でプロデュースする地方創生像私は、祖父が開局した郵便局を父から引き継ぎ、局長になって十三年目になります。局長になる前は大学卒業後十年間、メーカーの宣伝部等で、TVCMを制作していました。私の郵便局があるさいたま市は、人口一三〇万人の政令市です。規模が大きい自治体で、自治体を巻き込んだ地方創生は難しいと思っていました。そう思いながらも自分のスキルを郵政事業と地域にどう貢献できるかを模索している中、地区主催の郵便局イベント「ゆうゆうフェア」というイベントを提案して、これまで四回開催しています。このイベントは、地元企業・飲食店、自治体、ふる330–0842埼玉県大おお宮みや浅せん間げん郵便局長新あら井い 敏さと史し埼玉県さと小包販売業者等と一緒に開催して“郵便局ファンのお客さま”にご来場いただき、おもてなしをするというイベントです。イベントは地元自治体・企業等と協働で開催するため、①ご来場いただいたお客さまは、自治体の施策をよりわかりやすく知ることができたり、体験できたりするので、市民生活の向上に繋がる。②“私たちのためになる”(地元の住民の方が望むこと)をイベント出展社に紹介ができる。(ためになるの共有)③出展社と郵便局ファンのお客さまとの繋がりを結ぶことで、郵便局の商品やサービスに対する理解が深まる。実際にみまもりサービスにご契約いただくなど、企業の方々との交流もよい方向に進んでいます。結果として、住民の方々、自治体、企業、郵便局長との間で好循環が生まれました。同時に、政令市初の幅広い分野での包括連携協定も締結できました。さいたま市と一緒に私たち郵便局も協力し、市民サービス向上を目指していきます。さいたま市包括連携協定締結式の様子右からヌゥ、渋谷市議、新井局長、清水市長、吉田関東郵便局長会副会長、さいたま新都心郵便局長、鶴崎市議、さいたま新都心郵便局総務部長、関根市議、ぽすくま大宮アルディージャ×さいたま市×郵便局の記念ラッピングポスト大宮駅●〶大宮浅間郵便局さいたま新都心駅大宮区08

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