ZENTOKU 2019年夏号
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とともに、ゆうパックの引き受けブースを出店しました。他にも播州織博覧会とコラボしたポストカードを作成したり、西脇市出身の世界的な美術家、横尾忠則氏デザインの風景印を使用して西脇の魅力をPR。ポストカードが全国に発信され、PR大使となってくれることを願っています。西脇市のPRに郵便局らしい応援を模索西脇市には播州織の他、イチゴ・黒田庄牛・金ごま、と自信を持っておすすめできる特産品があります。ご当地グルメの「播州ラーメン」は、播州織最盛期に西脇へ織り手としてやってきた若い女性従業員のために作られたのがルーツと言われ、甘めで優しい味のスープが特徴です。西脇市は2020東京オリパラのホストタウンとして、オーストラリア卓球チームの事前合宿の受入地となります。また、令和三年三月には、「つながり」をテーマにした新庁舎・市民交流施設も完成予定です。もう一度世界に羽ばたこうと、若い力が立ち上がり、チャレンジを繰り返す西脇市。私たちは地域に生きる郵便局として、西脇の産業や特産品をPRするとともに、他地区の産業や特産品とコラボレーションすることで、西脇市のチャレンジを応援し続けることが出来ればと思っています。ご当地グルメの「播州ラーメン」店は、西脇市内に6店舗。店内には「認定店の証」が掲げられている。片山西脇市長の「へそのまち西脇」を世界にPRするため、フレーム切手を提案。 経済、教育、住みやすさ…多方面から『元気なまち西脇市』をみんなで創っていこうと日々活動されている片山象三市長。緊張している私を朗らかな笑顔でお迎えくださいました。 現在、郵便局と結んでいる協定について、「郵便局と市が柔軟に協力することができる内容になるよう考えていきたいですね。特に地域の見守りについては、高齢者の方の安全・安心確保のため、郵便局が提供でき片山象三市長と意見交換るサービスも視野に入れながら検討していく必要があります」とのこと。ふるさと納税にも、郵便局の「みまもりサービス」を返礼品に加えることを前向きに検討したいとのお話も出ました。  また、防災に関しては、豪雨災害や巨大地震等の大型災害を念頭に、郵便局と協力するための事前の打合せが大切であることを改めて確認。今後の協力体制の在り方について積極的なご意見をいただきました。 日頃から行っている市長さんとの意見交換では、「へそのまち西脇」の切れることのない「絆」を世界にも広げたいという強い思いを感じており、今回ホストタウンとして、オリンピックと西脇市のPR、またオーストラリアへの歓迎の気持ちが伝わるフレーム切手を提案しました。 郵便局としても、これからも西脇市が誇る産業や特産品のPR、そして町の魅力を発信し続けていきたいと思いを新たにしています。初夏のしばざくら通り商店街のワークショップでは、母の日のカードを製作するワークショップを開催。手紙文化の振興にも繋がる。2018年に初開催された播州織産地博覧会「播博(ばんぱく)」。220年以上も続く播州織の歴史を背景に、世界のブランドも認める多彩な生地と製品が勢ぞろい。2019年は、約6,000人の人で賑わった。13

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