ZENTOKU 2020年春号
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百人町一丁目新宿一丁目西新宿七丁目新宿三丁目歌舞伎町一丁目歌舞伎町二丁目西新宿八丁目を行うものです。平成二十七年に初参加し、以来、東京中央西地区会を挙げて道路清掃活動に参加しています。新宿区の施策ですので、清掃中の事故や熱中症に対しての保障制度もあり、安心して参加できます。一方、参加までには下準備も必要ですが、これは新宿区(行政)との日頃からの協力関係が奏功し、スムーズに運びました。まず「道サポーター活動合意書」を取り交わしてスタート。毎回実施日前にはサポーターの登録、清掃道具数の申請などの手続きも必要となります。清掃当日は揃いのビブスで 当日はグループごとに割り当てられた道路を往来に注意しながら清掃します。「郵便局」とプリントされたビブスは目立つらしく、後日、お客様から感謝の言葉をいただくことも多いです。徒歩10〜15分ほどの範囲ですが、90分ほどかけて清掃すると、いっぱいになったゴミ袋が六〜七個になります。歌舞伎町をはじめ繁華街の道だからでしょうか?タバコの吸い殻が多く、雨上がりの日は道路に貼り付いて大変です。 ゴールに到着し、きれいになった道路を振り返ると充実感が広がります。 この後、ゴミを回収場所に集めたら、着替えて日本赤十字社の献血ルームに移動します。新宿には献血ルームが四つ 東京都内には、献血ルームが十三ヶ所あり、そのうち新宿区には都庁内を含めて四ヶ所あります。裏を返せば、それだけ人が集まりやすく、必要とされているということです。 年間を通して血液の需要は、ほぼ一定であるにもかかわらず、体調を崩しやすい冬場などには献血者が少ないなど、バラツキがあるのだそうです。定期的に団体で献血を行うと、安定した血液の確保ができ、非常時の備えになるとのことです。 実際、二〇一九年の台風19号の際に、大いに役立ったと感謝されました。 しかも、献血は健康でなければ行えないものであり、自分たちの日頃からの健康づくりに留意するきっかけにもなっています。献血の輪を広げるお手伝いを 二〇二〇年四月の道サポーターの活動は、新型コロナウィルスによる自粛要請で、中止となり、団体での献血も延期となりました。 しかし、血液を必要とされていらっしゃる方は多く、別の方法を考えているところです。 これからも、献血に参加するだけでなく、献血の輪を広げるお手伝いをしようと地区会で話し合っています。新宿区と締結した「道サポーター活動合意書」➡スタートゴール(ゴミ回収)➡スタート➡小 滝 通 りゴール(ゴミ回収)JR新宿駅新宿三郵便局新宿歌舞伎町郵便局職 安 通 り●清掃ボランティアルート➡献血ルームで記念撮影。広がれ献血の輪!

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