ZENTOKU 2020年春号
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リーダーインタビュー12―田川誠一さん(元新自由クラブ・進歩党代表)の秘書をされ、その後、市議を経て市長に就任されました。仕えられた田川さんは筆マメな方だったと聞いています。郵便にまつわるエピソードがありましたらお聞かせください。 秘書時代、後援会の案内なども万単位の枚数になるので、その切手貼りやら郵便局へ投函に行くのが大変でしたね。切手も斜めになっていると貼り直し! 「文ふみ」をとても大事にされて、「下手な字でもよいから丁寧に書きなさい」とよく叱責されました(笑)。些細なことでもきちんとやる、仕事の基本を教えていただきました。―日頃から大事にされているモットーをお聞かせください。 天同和賛、私の造語です(笑)。「皆同じ一つの天のもとで讃えあい、助けあって生きることが大事」となるでしょうか。市長室の額にもその言葉を記した竜神画を飾っています。 神奈川県横須賀市長上地 克明さん天同和賛オール横須賀で文化・芸術都市に   郵便局をパートナーとして   国際文化都市事業を推進―横須賀市が現在、郵便局と組んで力を入れている施策があれば教えてください。 郵便局には様々なかたちでご協力いただいています。たとえば、Jリーグ横浜F・マリノスの練習場が二〇二二年に久里浜に完成予定です。これを記念して横浜F・マリノスをデザインモチーフとしたナンバープレートを交付したところ、市内四五か所の郵便局にある全てのバイクのナンバープレートを〝マリノスナンバー〟に変更していただきました。 また、アニメ『ONE PIECE』のテレビ放送二〇周年記念と「よこすか海軍カレー」二〇周年記念のコラボイベントでは、横須賀郵便局にも装飾をご協力いただいています。横須賀が舞台のアニメ『ハイスクール・フリート』では、テレビ放送に合わせてフレーム切手を販売していただきました。市内六つの郵便局でキャラクターの等身大パネルを設置してもらい、日付印の押印サーマリノス・デザインの ナンバープレートで配達神奈川県の南東、三浦半島の中央部に位置する横須賀市。日本の近代化はこの横須賀から始まった。近年は人口が減少してきたが、この閉塞感を打ち破り、活気と輝きを取り戻すべく立ち上がった上地克明市長。「個性のあるコミュニティの再生や音楽・スポーツ・エンターテインメントの力を活用し、新しい横須賀の実現をめざしています」と語る。横須賀市06

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