ZENTOKU 2020年特別号
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郵便局の地方創生│行政事務の包括受託 2「市」では、全国初 加賀市の行政事務受託~連携が生んだ、住民サービスの提供維持~922︱0554橋はし立たて郵便局長渡わた辺なべ 宣のぶ行ゆき922︱0814大だい聖しょう寺じ菅す生ごう郵便局長細ほそ野の 幸ゆき伸のぶ橋立郵便局の周辺環境 加賀市は、二〇〇五年に旧加賀市と旧山中町が合併し、新「加賀市」が誕生しました。加賀市は、山中、山代、片山津の三つの温泉地を有し、全国的にも加賀温泉郷として知られていますが、また、機械製造業も盛んで、多くの企業が立地しています。 橋立は、北前船の寄港地としても知られ、水揚げされるズワイガニは広く知られたブランドガニです。 全国的に進行している急激な少子化、高齢化、過疎化の波は、加賀市にも押し寄せています。消滅可能性都市にも挙げられているため、その解決に向け、加賀市も地方創生への様々な取組みを行っています。その一つが、住民サービスを保った上での行政事務の効率化です。加賀市との協力体制 二〇一八年一月、加賀市と市内の郵便局は包括連携協定を締結したことで、加賀市と郵便局との繋がりは、ますます堅固なものとなり、多方面で協力できる体制が整いました。現在では、加賀市と住民の方々を結ぶ役割の一部を郵便局が担っています。 橋立郵便局では二〇一九年十月から、行政事務を受加賀市長宮みや元もと 陸りくさん加賀市石川県(左上)行政事務の取り扱い局であることを入口に掲げ、支所業務ができることを住民にお知らせしている。橋立郵便局大聖寺菅生郵便局加賀市役所06

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