ZENTOKU 2021年秋号
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*全国各地のイベント開催日等(延期等を含む。)は、日本郵政株式会社のHP(https://www.japanpost.jp)にて発表される。15令和3年全特トピックスICTを活用して市と郵便局が連携空き家の活用事業でまちづくりに貢献「ICTを活用した空き家調査事業」の開始を記念し式典が開催された(2020年10月1日)。右から千葉均局長(石巻局長)、今野毅局長(石巻立町局)、佐藤賢之介副代表主幹統括局長(旭田局)、篠原勝則日本郵便株式会社改革推進部兼地方創生室長、古屋正昭東北支社長、渥美巖東松島市長。(市長から左側は東松島市の関係の皆様。肩書は当時のもの)150年記念イベント「みんなの郵便局 in上越」を開催郵便局の仕事体験などを多くの子どもたちが楽しむ 日本郵便株式会社東北支社は、総務省が実施する「郵便局活性化推進事業」として、宮城県東松島市と連携して「空き家の活用支援」の実証事業を行った。実施期間は2020年10月1日から12月31日まで。 東松島市と郵便局は、これまで包括連携協定を締結し、ブルーインパルスのフレーム記念切手の発行など、様々な協力体制をとってきた。今回の空き家の活用支援もそうした事業の一つ。 その内容は、市が把握している空き家の定期的な確認や、集配業務を担当する社員が空き家らしき住居を発見した際、 6月13日、子ども向けのイベント「みんなの郵便局in上越」が新潟県上越市本城町にある高田城址公園オープンプラザで開催された。このイベントは郵政創業150年を記念したもので、全国13ヶ所で開かれるもの*。上越市が近代郵便制度の父と呼ばれる前島密の出身地ということで、他の会場に先駆けて行われた。 郵便局の窓口業務や配達などの仕事を体験する「郵便局のお仕事体験」をはじめ、クラフト体験ワークショップなど親子で楽しめる催しや、前島密の一代記、その業績を絵画にした業績絵画のパネルも展示された。このイベントは未就学児~小学3年生くらいのお子さんを対象に、900名限定で予約受付されたが、申込みが殺到し3日間で満杯に。訪れたお客さまから再度開催してほしいなどの要望が上がるほどの盛況だった。郵便局員のユニホームを着て、ゆうパックの配達を体験する子どもたち。タブレット端末で外観撮影等を行い、その情報を市へ報告する、というもの。 「郵便局員は地域住民の方々と繋がりが深く、地域の細かな情報も把握することができるため、空き家についてのデータをかなり詳しく、正確に把握することができました」と全国郵便局長会宮城県東部地区会の今野会長(石巻立町局)も手応えを語る。 このデータを活用することで市は、空き家バンクを立ち上げて定住促進を図るとともに、危険な空き家の解体促進や地域防犯、安全なまちづくり策に役立てることができる。 石川県小松市(宮みや橋はし勝しょう栄えい市長)の郵便局は、全国で初めてコロナワクチンの接種希望の入力事務について9月末に取扱い(ワクチン予約代行サービス)を開始した(当面は25局中の10局で実施)。 パソコン等の操作が不得意な住民の方々にとって、身近な郵便局窓口でワクチン予約の手続きが可能となる。地域の「安心」「安全を」担う郵便局の更なる利便性の向上に期待が寄せられている。全国初! 郵便局で、コロナワクチン接種希望日受付可能に速報!

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