ZENTOKU 2024年秋号
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みまもり端末を使用した実証事業クーリングシェルターへの参加四万十市では昨夏からクーリング総務省が実施する「郵便局等の公的地域基盤連携推進事業」に梼原町内の4局が協力しました。本事業は、デジタル社会の進展への対応や、今年発生した令和6年能登半島地震といった自然災害などの地域の課題について、全国の郵便局ネットワークと地方自治体などの公的地域基盤が連携し、デジタル技術を活用した解決事例のモデルケースを創出することを目的として実施されています。今回は、梼原町において防災・みまもり端末を活用した「郵便局のみまもりサービス」の実証を行い、実証期間中は、みまもり電話サービスの実施、防災訓練、お役立ち情報や防災情報の発信を行い、地域の利用者からも使いやすく災害時だけでなく平時にも活用したいと好評を得ました。デジタル技術を活用したサービスは、高齢者にとって優しいサービスであるはずですが、体験されること、理解を深めることは、実効性において非常に重要になってくると思います。今後も、地域住民の利便性向上に向けて、行政と郵便局の協力体制を進めていきたいと思います。シェルター(指定暑熱避難施設)を「四万十市ひと涼み処」という名称で開設しており、2024年で2回目の参加となり、今年は四万十市内の全局(16局)が参加しています。熱中症アラートが発表された当日のみ開放対応となっていますが、「普段から何時でも郵便局にお立ち寄りください」と声掛けをしており、歩いて来られるお客さまには特に喜ばれています。暑い夏は少しでも涼やかにお過ごしいただき、季節が変わっても郵便局がホッとできる場所であり続けたいと考えています。13四万十川に架かる沈下橋。写真は最長の今成橋(通称:佐田沈下橋)。郵便局がクーリングシェルターを開設していることをお知らせするチラシ。2024年は記録的な猛暑となり、好評を博した。◀2024年3月9日〜10日に行われた四国  西南・無限大ライドの様子。 右側の写真は、ライダーとしてして参加した  岡田克己局長(下川口局)。局長をはじめ、2日間で延べ120人もの地区会の社員たちがボランティアとして参加した。

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