こんな活動もしています!15▲▶︎“木の紙”を利用したカレンダーも作成。木の温もりがいいと評判だ。「木の絵はがき」を手にしてPRする辻井局長(右)と八木局長(左)。 大阪府河内南部地区会(辻井寺小山局))では、大阪府の機関である「大阪農と緑の総合事務所」、木の絵はがきを製造・販売する「クレコ・ラボ株式会社」と協働し、「木の絵はがき(おおさか河内材の間伐材を使用)」を販売している。 地域のSDGsを象徴した「木の絵はがき」は、地域の名産品としてじわりと広がりを見せ、2024(令和6)年10月から大阪城をデザインした「木の絵はがき」が大阪城で販売されたのを機に、大阪城周辺の郵便局でも販売を開始。「木の絵はがき」は“お土産”としても注目を集めている。つじいひさひと井久仁会長(藤ふじいでらこやまやぎひさふみ 大阪府河内南部地区会では、地元の特産品を掘り起こし地域活性化に繋げようと、5年前から“おおさか河内材”という材木に着目し、森林組合との協議の中から、おおさか河内材を使った「木のはがき」を作成し窓口販売を行ってきた。さらに、地元の有名寺院をデザインした「木の絵はがき」を販売し、展開拡大を見据えていたところ、新型コロナウィルスが蔓延し、観光客が激減。苦戦を強いられたが、同時に発売した「木の名刺」が好評を博した。 「木の名刺」は北海道のトド松・秋田杉・鳥取県智頭ひのき・おおさか河内材ひのきの4種類で展開を開始した。2024年7月からはびわ湖材もちず加わった。「おおさか河内材の商品開発で培ったスキームを利用して、他の地域の材木が名刺となり、全国の地域活性化にお役に立てば、こんな嬉しいことはない」と八 「ようやくコロナ禍が一段落し、「木の絵はがき」の販売に再度力を入れています。地域のお客さまは、地域の自慢としてはがきを出していただいているようです。また、観光で来阪されたお客さまは「大阪の名所をデザインしたエコなはがき」としてお土産に求められる方が多く、特に外国の方にはSDGsの観点が受け入れられるようです」と語る。木久史局長(三日市局)は微笑む。大阪府森林組合と協力“おおさか河内材”を 使用した郵便局の地域協働ビジネス「木の絵はがき」ビジネスを展開
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