れるため、何ができるかを考えて実現したのが「浮世絵展と浮世絵講演会」(10月19日〜21日)の開催でした。地域の交流による人脈ネットワークだけが頼りでしたが、伊い場仙さん*3から浮世絵数点をお借りでき、場所もご提供いただきました。他にも個人蔵の浮世絵を無償貸与で展示させていただき、案内のチラシ作りも地域のギャラリーの方にご協力いただきました。結果、予想以上の来場者となり、伝統芸能である彫ほし師と刷すし師を迎えた時間帯には会場に入れないほどの賑わいの浮世絵展となりました。また会場に「フォトスポットコーナー」を設けたところ、好評を博したため、耕書堂跡地の正面の地にある東横INN日本橋馬ば喰町のご厚意で、ホテル前に展示会と同様のフォトスポットが常設され、世界各地から訪れる観光客の人気のスポットとなっています。地域の皆さんと学ぶ〝蔦屋重三郎〟2024(令和6)年からは、大伝馬町一之部・二之部・三之部の町会長を中心に「蔦屋重三郎を学ぶ日本橋の会」を新たに立ち上げ、「蔦重勉強会」を定期開催しています。人気が高く、定員を超える申込みがあります。*りりばせん くろちょう年末には、蔦重勉強会の参加者と「蔦重勉強会派生プロジェクト」を立ち上げました。地域の皆さんが主体となって「何かをやろう!」という企画で、2025年は1年をかけ、話し合いながら随時実現していきます。* 江戸の文化と昭和・平成・令和の文化が融合するまち、日本橋。郵便発祥の地でもあるこの町を地域の皆さんと盛り上げていきますので、ぜひ伝統を味わいながらまち歩きを楽しんでいただきたいと思います。* 20247/12202412/14202310/19〜21第1回 蔦重勉強会第3回 蔦重勉強会浮世絵展と浮世絵講演会13*3 江戸時代、天正18(1590)年から続く、日本橋にある扇子の老舗専門店。江戸時代は版元でもあった。伝統文化の継承にも力を注ぐ。蔦屋重三郎を学ぶ日本橋の会メンバー中央区教育委員会が設置している蔦屋重三郎の耕書堂跡の説明案内板期待と不安の入り混じる中の開催となった。浮世絵摺り体験会浮世絵展 彫師と刷師を迎えた時間帯は会場が満杯となった。浮世絵特別講演会葛飾北斎「画本東都遊 絵草紙店」耕書堂を描いたもの(江戸時代に出版された実物)も展示された。皆さんの熱気で最高の盛り上がり。東横INN日本橋馬喰町のフォトスポットイチマス田源・呉服問屋ミュージアム(日本橋堀留町)に再現された耕書堂(2025年12月25日まで)
元のページ ../index.html#13