ZENTOKU 2025年春号
14/16

防災意識の醸成社会福祉協議会との連携防災士局長ができること地域の安心・防災士局長安全を守る防災の面から地域を支える郵便局は、自然災害が少ないことが地域の魅力にもなっています。地震の発生率は低く、2009(平成21)年に中国・九州北部を豪雨が襲った際は、宇部市にも道路冠水や土石流発生による被害をもたらしましたが、幸い人的被害はありませんでした。私の勤務する郵便局がある宇部市ター内に様々な防災コーナーを設置し、体験の様子や防災に関する情報を会場内の特設スタジオから終日ラジオ放送を行います。局長会の担当は人力震度体験台による振動体験のコーナーです。リアルな揺れを実感でき、地震に対する備えの必要性を再認識されるようです。2022(令和4)年、ボランティアセンターを担当する宇部市社会福祉協議会に働きかけ、局長会との間で「包括連携に関する協定」を締結しました。締結後は、災害が発生した際には局長会が連絡を受け、ボランティアの必要な人数を手配することになりました。ボランティアセンターでは、現地の対応にのみ注力できること、市内の局長が被災している場合は、他市の局長が支援に向かうという局長会の組織力も大きな魅力と仰っていただきました。今では地区内3市全ての社会福祉協議会と協定を締結して、災害の際の支援体制を整えています。防災活動は多岐にわたります。局長ができることはしっかりと取り組んで、お任せできる分野はお任せし、地域全体で災害に強いまちを創っていきたいと思います。しかし、全国で次々に起こる大規模自然災害は 〝どこにでも起こりうる〟という自然の警鐘です。宇部則貞局が属している長門南部地区郵便局長会(下関市・宇部市・小野田市)では、大災害の場合を前提に、防災活動に取り組んでいます。自然災害の少ない地域では、防災に対する意識が希薄です。局長会では、地域の大型ショッピングセンター、地元ラジオ局、そして防災を進めるNPO法人と一緒に「防災意識の醸成」に取り組んでいます。その一つが年1回行う「防災Café」です。ショッピングセン五             災害の少ない地域で展開する防災士活動うべのりさだ部則貞郵便局長〒755-0003山口県宇いかざきりょう山口県宇部市宇部則貞郵便局14社会福祉協議会と協働して行った豪雨災害後のボランティア活動(後方が五十崎局長)「防災Café」の名物コーナー、人力震度体験では、局長たちが交代で見守る。十崎 良

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る