ZENTOKU 2025年春号
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誰よりも高齢者を知る存在に期待なぜ手紙を送ってくるのかと幼い頃は思っていましたが、祖母が他界して20年ほど経ったいま読み返してみると、祖母の手紙の温かさが伝わってきます。ていねいな文字でしたためると、伝わりにくい思いなどもスッと心に入ってくるように感じます。|現在、土庄町が郵便局と組んで力を入れている施策について教えてください。2023(令和5)年2月には郵便局(日本郵便株式会社四国支社)と土庄町と小豆島町が包括連(昭和49)年と1976(昭和51)年の集中豪雨で7          す。それから半世紀ほどが経ち、徐々に災害への危機意識も薄れています。南海トラフ地震の起こる可能性も年々高まり、気を引き締めて防災対策に取り組んでいかなければなりません。皆さんが日頃から防災を意識し、訓練や避難行動をどう行うかが重要で、その際に郵便局との連携が欠かせません。私も消防団員を20年ほど務め、2004(平成16)年の高潮災害にも対応しました。市街地もかなり浸水しましたが、それでも「ここで暮らし続けたい」と語る高齢の方もいる。暮らしへの思いがあるなかで避難行動の難しさを感じます。|町長としてモットーとしていること、座右の銘といったものはありますか?「共に考え!共に創る!」です。住民の皆さんからはいろいろな要望が寄せられます。その要望を実現するには行政も地域の皆さんも一緒に考え、一緒に解決し、一緒に豊かな暮らしができるよう、まちをつくっていくことが欠かせません。そのことを皆さんに日々伝えるとともに、特に一緒になって考える時間を持っていきたい。幸い土庄町の人は「温かい心を持っている」と島内外の方々から伺います。島外から就職された職員が、バスの経路がよくわからないと、島の方が親身に教えて道案内もしてくれます。携協定を締結しました。この協定は、それぞれが持つ人的・物的資源を活用して地域活性化や町民サービスの向上を目的としたもので、郵便局ネットワークを通じて高齢者が安心して暮らせる町づくりを進めていく予定です。|具体的には、どのような取組みを進めていますか?高齢者の「みまもり」では、かなりご協力いただいています。土庄町は他市町以上に高齢化が進み、2015(平成27)年時点で65歳以上の高齢人口は38・1%、現在は4割を超えています。特に災害時に高齢者をどう支援できるか、老人保健福祉計画や高齢者保健福祉計画などの個別計画を立てています。支援が必要な高齢者は、約1900人。ところが登録されている方は200名ほど。どの集落に、どんな高齢者がお一人で暮らしているのか、その把握は実はあまり進んでいません。その点、町内9郵便局の皆さんのほうが地域密着で住民と距離の近い関係を築いていらして、高齢者の暮らしの実情にも詳しい。高齢者情報の共有段階から、ともに実情把握を早急に進めていきたいと思っています。|地震や洪水・高潮などの自然災害への対処も重要です。小豆島で大きな災害があったのは、1974「天使の散歩道」とも呼ばれるエンジェルロード2017年に設置された白い天使のポストに投函する観光客も多い。

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